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サービス残業を労働基準監督署はどう攻めてくるか
サービス残業について労働者から相談を受けた労働基準監督署は何をどのように調査(臨検)するのか。
具体的に説明してみたい。
◎サービス残業の事実確認をするため、関連書類等をチェックすることが目的。
では、どのような書類をチェックされるのかみてみよう。
それは、「労働時間の実態を証明するもの」「賃金の支払いを証明するもの」そして
「これらの計算の基準となるもの」をチェックすることに外ならない。
したがって、以下の 1)~7) の書類をチェックされることになる。
1)賃金台帳(給与明細書、手当等別支給の場合はその分も含む)
2)出勤簿(タイムカード・IC勤怠システムなど)
3)労働者名簿
4)労働契約書(雇用契約書、労働条件通知書など)
5)就業規則(賃金規程等含む)
6)36協定届
7)その他
今回は、ここまで。
次回からは、これら書類につきどこをどうチェックされるのか具体的に説明することにしたい。
投稿者 社会保険労務士法人 ベスト・パートナーズ (2012年7月10日 10:35) | PermaLink
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