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サービス残業を労働基準監督署はどう攻めてくるか 3

 サービス残業(未払い賃金)では出勤簿(タイムカード)のここを見られる!


今回は、サービズ残業(未払い賃金)の場合には、出勤簿(タイムカード、勤怠管理票など)について「どこを見られるのか」といった点を中心に考えてみたい。

前回では、賃金台帳についてのポイントを説明してみたが、出勤簿(タイムカードなど)は労働時間が読み取れるものになっている必要がある。勤務開始時間、勤務終了時間が記載されているか、休日と勤務日の区別がついているか、賃金台帳との整合性がとれているか、実際の勤務とのかい離はないか、などという面からチェックされる。
 なお、労働基準監督署(官)は、出勤簿(タイムカードなど)はほとんど信用していない。また、これらのみでは、労働時間の把握ができないと考えているため、合わせて以下の書類を求めてくることがあることに注意したい。
 
 ①業務日誌(日報、運転日報、業務報告メール等)
 ②(デジタル)タコメーターの記録
 ③パソコンのログイン、ログアウトの記録
 ④携帯電話の通信記録、メール履歴、帰るコールなど履歴
 ⑤ビルの入館および退館記録(管理人およびコンピュータ)
 ⑥IC定期券や切符の記録(裏面の打刻記録や時間)
 ⑦本人の日記、家族の日記

次に、労働基準法第109条を根拠に、339号通達(基発339号 平成13年4月6日)により事業主
に以下のことを求めている。

 1)使用者は、労働者の労働日ごとの始業・終業時刻を確認し記録すること
 2)始業・終業時間の管理は、使用者の現認、またはタイムカード、ICカードなど客観的記録
   でおこなうこと
 3)始業・終業時刻の管理を自己申告制により把握せざるを得ない場合は、使用者は労働時間   を正しく記録し、必要に応じて実態調査を行うなど実態との乖離がないかチェックを行うこ    と。また、事業所の時間外労働時間の上限の設定が『労働者の適正な労働時間申告を阻    害していないか確認すること。

 あなたの会社では、タイムカードのみで労働時間を管理しているのではないだろうか?

 そうだとしたら、朝タイムカードを打刻した時間から労働時間が始まっていることに気がついて
いるのだろうか?(タイムカードの打刻時間=始業時刻となっている)                  そして、夜タイムカードを打刻した時点まで労働時間が続くのだ。

 労働基準監督署(官)にとって、タイムカードは労働時間を把握する何よりの証拠となるのだ。
といって、改ざんしてばれると大変なことになる。(書類送検等もあり得る)



投稿者 社会保険労務士法人 ベスト・パートナーズ (2012年7月30日 16:31) | PermaLink

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